外観は110年前の姿そのままの赤レンガ造りのメイン工場
外観とは裏腹に中は最新の設備が整えられており、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の精神のもとゴミひとつ、油の1滴すら落ちていない整然かつ効率的な空間の中で、我々の日常の大切な“商売道具”である歯科用ユニット、コーンビームCT、レントゲン、ハンドピース、Er:YAGレーザーなどの歯科用機器が次々と作り上げられていく様は壮観でした。
整然としたメイン工場内部:動線上にはムダなものが全くない!!
製作途中のEr:YAGレーザー:これだけ並ぶと壮観!!
一心不乱に黙々と作業をしているスタッフの方たち
我々はモリタの製品は壊れにくく、また万が一故障した場合にもアフターケアをしっかりしてくださると以前から思っていましたが、今回この工場、そしてそこで働いているスタッフの姿を拝見してその理由が分かりました。一人一人の方が細かい部品の一つ一つまで愛情を込めて作っているという情熱がひしひしと伝わってきました。作り手の愛情がこもっているからこそ機械はそれに応えて精一杯働くのだと、そしてその機械を使わせていただく我々医療現場の人間はさらなる愛情を込めて日々使わせていただかなければならないと改めて実感しました。
また昨今歯周組織再生療法の分野で注目を集めているEr:YAGレーザーの開発秘話も聞かせていただきました。開発研究を始めて製品ができるまで20年かかったと、それからさらに歯周組織再生療法の分野で非常に有効な手段であると、日本国内のみならず世界のトップクリニシャンから注目を集めるようになるまで15年の歳月がかかったとのこと。その間この機器の有用性を確信し続けた前社長と、その社長に応えて長い年月絶対に挫けず、結果が出るまで努力し開発を続けた研究者の方の根気と情熱に感動しました。一度信じた事は結果が出るまでやり抜くという姿勢は人生において何よりも大切なことであると教えていただいたように思います。
今回この工場見学でたくさんのことを学ばせていただきました。我々歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士は資格を持っていてもこの工場で作られているような機器がないと仕事はできません。医療の現場を下支えしてくださっているのはこれらの機器とそれを作っている方々です。そのことに改めて感謝申し上げたいと思います。
CT、レントゲン台の組み立て工程:これがなければ正確な診断はできません
歯科用ユニットの組み立て作業工程:これがなければ我々は治療ができません!!
ガラスの壁面に伝統の赤レンガ工場を映し出している最新の研究施設棟、新旧の対比が面白い!!


























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